2017年12月31日日曜日

2017年まとめ

電動バリカンの調子が悪いので仕方なくハサミで息子の髪を散髪している年の瀬です。

2017年は
自分の快適に注目。
自分の力を発揮することにも注目。
そのうえで調子に乗らない。←大事

というのを目標にした1年でしたが
注目しようとした自分の快適と自分の力の発揮は完全に見失っていました。
調子に乗らない戒めは息を止めるかのように、しっかり自分の中にあったので
来年以降はやっと息が出来るような、自由に調子に乗れる気がしていたところ
いつだって調子に乗るべきではないと教えられました。
いつになったら調子に乗れる日がくるのだろう。
そうこうしてるうちに調子に乗り方も忘れちゃうんじゃなかろうかと思ってしまいます。

ともあれ、2017年も大変お世話になり、ありがとうございました。
私の感謝ポイントが加算されてみなさんのラッキーが発動されますように。

2017年12月15日金曜日

美しい思い出は自分を支えてくれるよね

現場でお仏壇を置くところの打合せをしている写真です。
リビングの中のお仏壇コーナーで椅子に座って拝めるようにちょうど良い高さをを探っているところ。
お仏壇というアイテム、お仏壇に関わる色々なことは数年前から大注目の事柄でして
だって人の暮らしというものは生まれる事と亡くなる事のハザマですから
次から次へと大切な人に出会っていく一方で反対のことが起こるのも自然な成り行きだと思うのです。悲しいけれど。
悲しさってのは、楽しい時もその影にひっそりそばにいたりします。
何でも最後の時がやってくるから
楽しい思い出が後で寂しく感じたり
辛かったことが楽しいことに感じたり
混ぜ混ぜのハザマをワタクシは思い切り満喫したいなと思うわけです。

2017年10月8日日曜日

穴に落っこちた時の脱出方法

ふ、と肩の荷が軽くなるようなことがありました。
自分の業だと思って、投げ出さないようにしていた重荷だったので
あれ?
と拍子抜けしたような気持ちになりました。


苦しみや悲しみという穴に落っこちてしまうことがあります。
でも誰も自分の本当の苦しみを分かってくれる人は出てこない。
あきらめなさいよ。
自分の辛さを本当にわかるのは自分だけ。
だから、そんな自分を可哀そうに思って自分のために泣いたらいい、さめざめと。
でもそうしている間も
悲しみの穴に落っこちた自分を心配してのぞいてくれる人がいます。
「大丈夫かー」と声をかけてくれる。
助け上げるために手を伸ばしてくれる。
自分の悲しみを認めさせたくて心配してくれる人をわざわざ同じ悲しみの穴に引きずり込んでしまったらだめだよ。
泣くだけ泣いたら自分で手を伸ばさなくては。
悲しみや苦しみに遭遇してしまった人は気を付けてね。
と荷を軽くしたはずの自分に言い聞かせています。

2017年4月18日火曜日

違いの表現を試みてみましたが

照明計画はインテリアの中で最もなんていうか
ボヤッとした認識というか
「なんとなく選んでみました」「なんとなく配置してみました」
というのが多い気がします。
本当は考慮しなきゃならない事がとても多いアイテムなんですね。
空間のボリュームとのバランス
形、明るさ、光り方、配置、使い勝手、それぞれのバランス、それぞれの役割などが
バチっとおさまった時はそりゃあいいもんですよ。
空間のグレードがグンと上がります。
さて下の写真は左右何が違うでしょうか?

ペンダントライトの高さが違います。
大きさや数などによって変わりますが
ダイニングテーブルの上のペンダントライトは
70センチから1メートル以内の高さが空間的なバランスがいいと言われています。
説明すると長くなるのでズバっと割愛。
写真でもよくわかんない感じではありますが
テーブル面が明るくなり落ち着いた空間になります。

2017年2月17日金曜日

建て直される事を望んでいる


熊本地震で全壊したお宅の建て直し工事現場。
熊本市内で被害が大きかった地区なのですが
蔵や古い屋敷が立ち並ぶ趣のあったところでした。
嫁いだ時以来、引越しをした事がない奥様。
婚礼ダンスも扉一枚残すことも出来なかったそうです。

立て直す家はやはり木造の日本の伝統や手仕事が感じられる家にしたいとご主人が言われました。
街並みの再現とはいきませんが面影を残したいと
自分の事でも精一杯でしょうに街並みまで考える気持ちに心打たれます。

打合せのたびに気の利いた言葉をかけるどころか
笑顔に感動させられているワタクシ。
快適な暮らしで心が少しでも癒されるコトを願いながら
精一杯仕事をするのみです。


2017年2月4日土曜日

それでも未来がある気がするのよ

インテリアプランナーニュースを見るたびにぼやいてるような気がします。
インテリアプランナーってのはワタクシが最も気に入ってる資格で
国家資格から脱落して早幾年、不人気極まりない資格です。
そんなインテリアプランナーの試験を受けたのは今や成人した長男がお腹の
中でパンパンに膨れていた頃。
パっとしないまま20年以上も経過しました。
そして衰退の一途。
「データにみるインテリアプランナー」という記事によると
熊本県のプランナー登録者数は65人。
じわっと減ってる感じです。
途方も無い寂しさが否めないけれど
インテリアプランナーが活躍できる世の中ってのは
建物が長持ちしたり、暮らしが快適になったりという
いい世の中な気がするのよ。

2017年1月17日火曜日

「丁寧につくりたい」

田舎ではなんだか贅沢な事として受け取られがちなインテリアという言葉。
特に震災後は住むところにも困るという方が大勢いる中で
インテリアは人びとのために大切だと思ってるのに大きい声で言えないような
モヤモヤした気持ちだったんです。


今朝の地元新聞に被災してみなし仮設に入居してる少年が
「木工チャレンジコンテスト」の全国大会に出場するという記事が載っていました。
手狭なアパートに学習机が持ち込めなかった弟のために考えた
「マルチ本立て」という作品ですって。

ああ、そうか。
今までは考えることがなかった「暮らし」ということに注目せざる得なくなった子供達がいる
住環境というものを改めて考えてる子供達がいる。
そんな子たちのためににも
大人のワタクシは元気出して憧れや目標になるような誠意ある空間づくり、ものづくりを見せてあげなければ。
そんな子たちにいつお目見えするかわからないけど
いつその子たちの目に入ってもいいように。

2017年1月7日土曜日

2017 新年

年があけて7日も経つと我に返るのかわかりませんが
昨年も1月7日が初投稿でした。
2016年の目標は
「はうまく出来ない自分を許してあげ
60点を合格点として前へススム。
あと、飲み物をキュッと飲む。」
でした。
熊本では大震災がありいろんなことが吹っ飛んでしまっていましたが
「飲み物をキュッと飲む」ことについてはやれましたので
上記の基準で行くと「合格」な一年だったと言えます。
老化はぐっと進んだかんじでした。
正月は家族と過ごせるということを、紅白歌合戦を見ながら自覚して
一瞬涙がこぼれそうになりました。
大半の人は知らない思うから言っとくよ。
正月は一人で過ごすもんじゃないよ。
慣れるもんじゃないよ。慣れちゃいけないよ。

2017年は
自分の快適に注目。
自分の力を発揮することにも注目。
そのうえで調子に乗らない。←大事