2016年9月14日水曜日

キッチンは自分に合うように選んでいくものです

先日引き渡したばかりの現場。
オレンジ色のキッチンは
このメーカーで地域初の納品だったそうです。

オレンジなどの暖色系は白い紙の上で見るのとは違って
自然な木材の色には溶け込みます。
 
とはいえ私がショールームに同行する理由は色ではないのですよ。
もちろん、色もちゃんと見ています。
色彩については学問があるくらいなので、理解していればそう難しいことではありません。
今更、外すすなんてありえないとか豪語しちゃおう。
それよりも予算配分や建築とのバランス、メーカー比較、
中でも、それぞれの暮らしぶりにあった機能選びのお手伝いのほうが重要です。
どんなお料理をしますか?
一番多く使う鍋はどんな鍋でしょう?
家族の人数、年齢、身長
テーブルはどの位置に?
収納はどんなかんじ?
本当にコレ使うかしら?

メーカーのアドバイザーに商品説明をしてもらいながら
キッチンを生活と建築と予算をマッチングさせていきます。
予算に収めるために我慢ばかりするのではなく
良く考えたら必要のないところを確認したりして
楽しみになるような選択をしていきます。
メーカーのアドバイーザーが決して言わない水をぶっかけるようなこともスレッといいますが
今日は教えない。
  
 
上の写真のキッチンはふんだんに収納があるのでゴミ箱スペースとして流しの足元をオープンにしています。  

2016年9月2日金曜日

大地震の後で改めて大切に思う家族とのつながりを感じるアレ

余震が2000回越えの熊本からこんにちは。
数日間も震度5弱を観測したのに余震とカウントしてしまえることに複雑な気持ちです。
昨日は防災の日、そして防災週間です。

大地震の後、最初に企画したプロダクトはローテーブルでした。
あえてローテーブルと書きました。
日本では座卓、チャブ台なんて言いますけど、そういうのをひっくるめて舶来のものらしいです。
西の方の料理と一緒にやってきたテーブルの脚を短くしたのです。
ワタクシ、子供のころから座卓で食事をするのが日本の文化というのに違和感を感じていたので
ズバっと脚を切っただけとわかってとても納得がいきました。

日本での食事は個々のお膳等だったのですが
家族でテーブルを囲む形のチャブ台が一気に普及したのは防災の日となった関東大震災以降だそうです。
個々の禅や食器他、沢山のものを失った後
チャブ台による家族の団欒を手に入れたのね。

椅子なしで、小さな子供もすぐに卓上に顔を出せるし
キッチンや、玄関、廊下、掃出し窓など多方面からの行き来があるリビングには
方向性がなくて中心を持つ円というかたちが
スムーズな動線や空気の流れと
この指とまれ的なくつろぎというかね、
そういう空間のメリハリを生むんじゃないかと思います。


2016年7月28日木曜日

気持ちが切り替わるかは謎

10年以上使ってたサービスから引っ越すことにしました。
めっきり筆が重いのはその10年以上のアーカイブが重すぎるせいじゃなかろうかと思いまして。
気のせいかもしれませんが、とりあえず引っ越しをやってみました。
過去のワタクシが何を言ったか知ーらない。だって細胞はすでに何回も生まれ変わってるんですから。
記憶だってところてん方式でどんどん消えていくのですから。
さあ、みなさんご一緒に前を向いて歩きましょう!うふふ

極力、インテリアの話をしたいかなと思ってます。
今はね。それと多分愚痴かしら。
3日坊主をしつこく続けよう。
死ぬまで何回も立ち上がろうと思ってる夏バテ真っ盛りのワタクシなのです。